12月は横須賀市にお住いのお客様より、

キッチンレンジフードクリーニングのご依頼をいただきました。

浴室クリーニングのブログが比較的多いのですが、

今回は主にガスコンロのビフォア―アフターを掲載します。

レンジフードはプロペラタイプ、黒い塗装で作業前の写真は

撮影したのですが、逆光で良い写真が撮れませんでした。

プロペラタイプのキッチン換気扇のクリーニングは正直あまり好きではありません。

プロペラや外の枠は簡単に取り外して、古く固くなった油汚れでもある程度漬け置きできるのですが、

(塗装も簡単に剥がれる場合があるので、様子は見ますが…)

外気を逃がす際にパタパタ動く箇所やモーター周辺、電気配線部分など、

全体の漬け置きもできず、故障のリスクも考えると油汚れを取るにも限度があるからです。

プロペラ周辺やカバーなど、ぱっと見た目にはきれいになるのですが、その奥がすっきりしません。

フード内部は変わらず作業できますが、羽タイプの換気扇の場合、

その点をご理解いただければと思います。

そういったわけで今回は主に五徳周辺。

見た目にもかなりきつそうな焦げ付だと感じました。

焦げ付きを落とす作業は非常に地味です。

洗剤を混ぜた熱湯に十分つけてある程度やわらかくしてから

一枚刃やカッターで荒削り。塗装が強い場合は刃物でも傷つきません。

そのあと流水をかけながら、パッドでひたすら焦げを擦り落とす。

確認しては擦り落とすの繰り返し。

汁受けの角度がきつかったので、カッターの刃を何枚か折ってしまいました。

地味で根気のいる作業を繰り返してようやく仕上がります。

キッチンのクリーニングや、その他の水回りのお掃除をしていると

本当にこれきれいになるのかな？と心折れそうになる時があります(笑)

去年よりは今年、今年よりは来年。

少しずつでも技術、スピードの向上を目指していきたいと思います。

この度は年末のご依頼、誠にありがとうございました！